充電、反省、そして再出発。一次試験まで残り312日

ここ一か月は、
電験2種の試験取得を諦めようとしていた。

かといって何もやる気もなく、
ひたすら無駄な時間を溶かしていた。

最近になってやっとやる気が出てきた。

1か月超ほど何もしないことによって、
充電されたのであろう。

それを思えば何もしない、出来なかった日々も自分の糧になる。

街の図書館に行き勉強方法の本を借りまくった。
蛍雪時代やプレジデントの勉強特集も借りた。

連休中に一気に読みこれまでの反省をしつつ、
新たな勉強方法を模索した。

反省すべき点は、体のコンディションを試験日に合わせられなかったことだ。

今回、ものすごく自分を追い込んだ。
プレッシャーがものすごく、ストレスのせいか毎日3、4時間ほどしか眠ることが出来なかった。

次第に昼間でもボッーとしてしまい、
記憶力の低下、集中力の低下が如実に現れていた。

なんとか、その状況を補填するためにさらに自分を追い込んでしまい、結果としてどうしようもない状態で試験を受けることになった。

周りの電験2種の合格者はそれほど、
追い込んでなさそうだった。
それでも、
自分は能力が低いから彼らの倍は勉強しなくてはならないと思ってやってきた。

どうやらそうじゃないみたいだ。

体力のある頃なら、徹夜でも平気だったけれど、歳を重ね睡眠不足は自分のポテンシャルを大幅に下げるということがやっとわかった。

過去問は5、6周すれば合格ラインに届くと言われている。

実際、時間的にそれぐらいしか出来ないと思う。

自分の周回方法は、一冊を終わらせたら、もう一度最初から始める。

一度解けた問題は解かないというやり方だった。

なんとなく、効率が悪いなあと思っていたけど、
自分をイジメた方が勉強した気になっていた。

試験合格より自己満足を重視していたのかもしれない。

この方法も周回を重ねるほど解ける問題が増えてくるので、
後半は周回スピードが上がり、
もの凄い勢いで仕上げることが出来るのだけど、
近年それが出来なくなってきた。

仕上がる前に試験日を迎えてしまう。

エビングハウスの忘却曲線のことは知っていたけど、
あの曲線を忘却率のことだと勘違いしていた。

あれは、次の全てを覚える時に初回に対してどれぐらい
時間を節約出来るかをいう曲線なのだ。

つまり、反復にはベストなタイミングがある。
アタクシのように復習なしで三か月後、
一か月後に忘れていることは、
曲線からいっても至極真っ当なことだった。

これから先は同じ4周でも、翌日、一週間、一か月後という周期にする。

過去問を分野ごとにするか、
年度ごとにするかという問題。

効率よく習得するなら分野ごと、
万遍なく網羅していくなら年度ごとといわれているけど、
分野ごとを先の周期にして、
忘れそうになったら補完するというやり方でいこうと思った。

それと、最近は辞めてしまったポロモードタイマーを利用した勉強法。
勉強は机に向かっている時間ではなく、集中している時間が大事なので、短期集中と休憩を繰り返すことにする。

理論の試験後の残り二か月は年度ごとにして、知識のキープを測りたい。

もう懲りた。無理はしない。何よりも出来ない。

若くはない。先も見えている。
年寄りほど効率って大事なのだ。

気負うことなく、
無理のない計画を立てて着実にいこうと思う。




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