e-DEN電験2種2次試験DVD講座 リアルガチレビュー
2019/05/28 11:05
e−DENの電験二種完全攻略ToKoToN講座 2次試験対応のDVDを学習した。
不動さんの電験講座である。
ネットでは様々な感想を見ることができるけど、会社の広報っぽいレビューであったり、
合格者のご祝儀レビュー、もしくはマージンを狙ったアフィレビューなどであったり
なかなか信憑性のあるレビューは読むことができない。
合格者でもなく、アフィリ目的でもない自分が、
リアルガチなレビューをここに記したいと思う。
なお、結論から言えば、このDVDを全部見たからと言って合格できるわけではない。
この意見については不動さんも同意されると思うし、二次試験において「これだけで合格できる!」という教材はないので
そこは最初にはっきりと書いておく。
受講のきっかけ。
受講するきっかけ、トリガーとなったのは、youtubeチャンネル「電験合格」
を見たからである。
それまで自分はDVD講座や映像の電験講座などは否定的であり、テキストによる独学にこだわっていた。
電験合格を見て、人から教わるとここまで理解しやすいのか!!
と衝撃を受け、ちんぷんかんぷんな電験2種も理解できるかも!!と期待して
昔から定評のある不動先生のDVD講座を受講することにした。
ちなみに自分は昔から不動先生のテキストも苦手だった。
気になったこと。
不動先生は単位のかっこの書き方が()である。
単位と数式を区別するため単位は〔〕で書くようにしていたので違和感があった。
不動先生はページのことをぺーしと言う。
自分が真剣に勉強している横で
嫁がぺーし、ぺーしと言って笑っている。
初めて聞く発音であったので、もしかしてドイツ語か何かでページのことを
ぺーしと発音するのか?と不動先生の名誉のためにもググった。
どうやら関西方面の方言らしい。
僕もページのことをぺーしと言うことにした。
交通整理とはなんぞや?
不動先生は、数式の途中で、交通整理をしますとーーー
とおっしゃる。
はあ?交通整理?
数式を車の渋滞か何かに例えた先生の渾身のギャグなのか?
と思ったが、頻繁におっしゃるので、数学用語かと思ってググった。
交通整理は、人や車の誘導のほかに、複雑に入り組んだ事柄を整理して分かりやすくすること。
という意味があることを知った。
また一つ賢くなった。
最近は、ちょっと難しい事柄に遭遇した時に、交通整理をしないとですねぇと自然に使っている。
悪い点
おそらくこのDVDを何回見ても合格はできない。その理由をここに書いておく。
数式のさらなる簡略化
使用するテキストは「電験二種完全対策~二次試験対応」というテキストである
このテキストは良書であるが、数式と数式の間が簡略化されている。
学のない者にとって自分自身でその隙間を埋めるには結構な労力である。
DVD講座ではその数式の穴を埋めてくれているのではないかと期待したが、
テキストの数式を「この式を、交通整理しますと~~」さらに省いている。
頭で黒板の字が見えない
不動先生は結構早口である。
そしてしゃべりながら、板書をする。
落ち着いているときは手を伸ばしながら書いてくれるので問題ないが、
不動先生がノッテくると、黒板に張り付いてしまう。
字が完全に頭で隠れて、こちらのメモ書きが追い付かない時がある。
最後に一瞬写ってそのまま次のタイトルになるので一時停止ボタン、巻き戻しは必須である。
時飛ばしがある
たまにワンカットで板書が進んでいるときがある。
ここでも一時停止が必要である。
誤植はスルー
使用するテキスト「電験二種完全対策~二次試験対応」は
誤植の多さで有名であり、特に初版は悲惨な状況である。
新しい刷の本は別物といっても過言ではない。
DVD講座でも誤植について触れる個所もあるのだが基本スルーである。
誤植は事前にネットの誤植表で修正しておく
良い点
問題の説明がある
2次試験は意味もわからない長文の問題も多数あるが、先生がこの問題は何を問うているのか、
まず最初にどう考えればいいのか端的に短く教えてくれる。
解き方そのものは、テキストに沿っているのだけど、やはり人の言葉で聞くと印象が変わる。
板書がすっきりしている
不動先生の省エネ板書は、短所でもあるが長所である。先に計算した結果を矢印ですーーーーっと、
次の式に引っ張っていく所などこれが試験でも通用するのか?という疑問でもあるが時短テクニックとして覚えたい。
謎の安堵感に包まれる
2次試験は意味不明で自分では無理!!!と思っていたが、
ものすごく淡々と説明されていく様子を見ていると、なんだか自分でも解けそうになる。
それは錯覚かもしれないが、理論の問題を解きながらでも、
先生だったらこういう感じで解説するのかな
と脳内再生しているうちに解けるようになってきた。
1次試験講座は受講していないのに不思議である。
捨て問題を教えてくれる
この問題は特殊な問題でーーーとか
この問題は重要な問題なのでーーーとか
全部が全部解かなくてもいいということがわかる
それだけでも、負担が軽くなる。
総評
確かに値段が高い。
この値段にあった価値はあったのかと言えば、
DVD講座が必要な人と、必要のない人がはっきりくっきりと分かれるだろう
なお出費はヤフオクやメルカリを知る御仁であれば・・・・
テキストのみで完結できる人は必要ない。
数式の展開を期待するならば、期待外れになるだろう。
活字が全く頭に入ってこないという人には助けになるかもしれない。
どちらにせよこのDVD講座だけでは合格できない。
戦術で覚える、計算の攻略、など様々な問題集で何回も何回も演習する必要がある。
テキストの内容でも人によっては合格出来るかもしれないが、
テキストの数式と数式の間を埋めることと、
数度の繰り返し演習は避けることが出来ない。
もう一度DVDを見直すことはないかもしれない。
しかし、価格の面はゴニョゴニョすることにより相殺できるので、アタクシはDVDを買ってよかったと思っている。
やはり精神面の影響か大きい。
近道はないと確信できたことも収穫である。
アタクシにとってこれからが真の勉強である。
なお DVD講座のレジュメを作ろうと考えている方へ。
必ず図面を印刷されたものを黒板に貼った状態でスタートするので
テキストに直接書いたほうがいい。
最後は不動先生のあの言葉で終わろうと思う。
はいっ!!
不動さんの電験講座である。
ネットでは様々な感想を見ることができるけど、会社の広報っぽいレビューであったり、
合格者のご祝儀レビュー、もしくはマージンを狙ったアフィレビューなどであったり
なかなか信憑性のあるレビューは読むことができない。
合格者でもなく、アフィリ目的でもない自分が、
リアルガチなレビューをここに記したいと思う。
なお、結論から言えば、このDVDを全部見たからと言って合格できるわけではない。
この意見については不動さんも同意されると思うし、二次試験において「これだけで合格できる!」という教材はないので
そこは最初にはっきりと書いておく。
受講のきっかけ。
受講するきっかけ、トリガーとなったのは、youtubeチャンネル「電験合格」
を見たからである。
それまで自分はDVD講座や映像の電験講座などは否定的であり、テキストによる独学にこだわっていた。
電験合格を見て、人から教わるとここまで理解しやすいのか!!
と衝撃を受け、ちんぷんかんぷんな電験2種も理解できるかも!!と期待して
昔から定評のある不動先生のDVD講座を受講することにした。
ちなみに自分は昔から不動先生のテキストも苦手だった。
気になったこと。
不動先生は単位のかっこの書き方が()である。
単位と数式を区別するため単位は〔〕で書くようにしていたので違和感があった。
不動先生はページのことをぺーしと言う。
自分が真剣に勉強している横で
嫁がぺーし、ぺーしと言って笑っている。
初めて聞く発音であったので、もしかしてドイツ語か何かでページのことを
ぺーしと発音するのか?と不動先生の名誉のためにもググった。
どうやら関西方面の方言らしい。
僕もページのことをぺーしと言うことにした。
交通整理とはなんぞや?
不動先生は、数式の途中で、交通整理をしますとーーー
とおっしゃる。
はあ?交通整理?
数式を車の渋滞か何かに例えた先生の渾身のギャグなのか?
と思ったが、頻繁におっしゃるので、数学用語かと思ってググった。
交通整理は、人や車の誘導のほかに、複雑に入り組んだ事柄を整理して分かりやすくすること。
という意味があることを知った。
また一つ賢くなった。
最近は、ちょっと難しい事柄に遭遇した時に、交通整理をしないとですねぇと自然に使っている。
悪い点
おそらくこのDVDを何回見ても合格はできない。その理由をここに書いておく。
数式のさらなる簡略化
使用するテキストは「電験二種完全対策~二次試験対応」というテキストである
このテキストは良書であるが、数式と数式の間が簡略化されている。
学のない者にとって自分自身でその隙間を埋めるには結構な労力である。
DVD講座ではその数式の穴を埋めてくれているのではないかと期待したが、
テキストの数式を「この式を、交通整理しますと~~」さらに省いている。
頭で黒板の字が見えない
不動先生は結構早口である。
そしてしゃべりながら、板書をする。
落ち着いているときは手を伸ばしながら書いてくれるので問題ないが、
不動先生がノッテくると、黒板に張り付いてしまう。
字が完全に頭で隠れて、こちらのメモ書きが追い付かない時がある。
最後に一瞬写ってそのまま次のタイトルになるので一時停止ボタン、巻き戻しは必須である。
時飛ばしがある
たまにワンカットで板書が進んでいるときがある。
ここでも一時停止が必要である。
誤植はスルー
使用するテキスト「電験二種完全対策~二次試験対応」は
誤植の多さで有名であり、特に初版は悲惨な状況である。
新しい刷の本は別物といっても過言ではない。
DVD講座でも誤植について触れる個所もあるのだが基本スルーである。
誤植は事前にネットの誤植表で修正しておく
良い点
問題の説明がある
2次試験は意味もわからない長文の問題も多数あるが、先生がこの問題は何を問うているのか、
まず最初にどう考えればいいのか端的に短く教えてくれる。
解き方そのものは、テキストに沿っているのだけど、やはり人の言葉で聞くと印象が変わる。
板書がすっきりしている
不動先生の省エネ板書は、短所でもあるが長所である。先に計算した結果を矢印ですーーーーっと、
次の式に引っ張っていく所などこれが試験でも通用するのか?という疑問でもあるが時短テクニックとして覚えたい。
謎の安堵感に包まれる
2次試験は意味不明で自分では無理!!!と思っていたが、
ものすごく淡々と説明されていく様子を見ていると、なんだか自分でも解けそうになる。
それは錯覚かもしれないが、理論の問題を解きながらでも、
先生だったらこういう感じで解説するのかな
と脳内再生しているうちに解けるようになってきた。
1次試験講座は受講していないのに不思議である。
捨て問題を教えてくれる
この問題は特殊な問題でーーーとか
この問題は重要な問題なのでーーーとか
全部が全部解かなくてもいいということがわかる
それだけでも、負担が軽くなる。
総評
確かに値段が高い。
この値段にあった価値はあったのかと言えば、
DVD講座が必要な人と、必要のない人がはっきりくっきりと分かれるだろう
テキストのみで完結できる人は必要ない。
数式の展開を期待するならば、期待外れになるだろう。
活字が全く頭に入ってこないという人には助けになるかもしれない。
どちらにせよこのDVD講座だけでは合格できない。
戦術で覚える、計算の攻略、など様々な問題集で何回も何回も演習する必要がある。
テキストの内容でも人によっては合格出来るかもしれないが、
テキストの数式と数式の間を埋めることと、
数度の繰り返し演習は避けることが出来ない。
もう一度DVDを見直すことはないかもしれない。
しかし、価格の面はゴニョゴニョすることにより相殺できるので、アタクシはDVDを買ってよかったと思っている。
やはり精神面の影響か大きい。
近道はないと確信できたことも収穫である。
アタクシにとってこれからが真の勉強である。
なお DVD講座のレジュメを作ろうと考えている方へ。
必ず図面を印刷されたものを黒板に貼った状態でスタートするので
テキストに直接書いたほうがいい。
最後は不動先生のあの言葉で終わろうと思う。
はいっ!!
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