電験の合格率について 残り130日

今日は3時に起きた。
戦術の勉強は自動制御に突入した。

戦術に突如出てくるラウス、フルビッツの判別方法。

法則が全然わからなくて暗号にしか見えなかったけど、

不動さんの電験2種完全攻略に覚え方が書いてあった。

不動さんの本は初学者には簡潔すぎるのだが試験前のまとめとしては最強なのかもしれない。

現在の進行状況。



二次試験の勉強は1ヶ月ほど予定よりも早い。

この状況を上手く活かしたい。




よく、電験3種が合格率が低いのは、
受験代が安くて記念受験する人が多いからという意見を聴く。

それぞれの受験費用は次のとおりである。

電験3種の受験料
5200円

エネルギー管理士の受験料
1万7000円

電験2種の受験料
12800円

電験3種は資格試験の中では安く、
エネルギー管理士の受験代は震えるほど高い。

確かに電験3種の休み時間、高校生と一緒の会場になると、本気なのかどうなのかわからない受験生がいる。

退室時間が来ると退出するのだ。

アタクシなど時間が足りないのだ。
分けて欲しいとも思う。

時間がかかるはずの試験で途中退出するのは、
そこまで真剣ではないのかなと思う。

だからといって、電験の試験は実際の合格率と比べて簡単かというとそうではない。

実際に問題を見れば、投げ出す気持ちもわかるのだ。

きっと時間いっぱい取り組んでも合格出来る可能性は少ないだろう。

アタクシ自身、1年目の勉強時間は1000時間オーバーだったけれど2科目落とした。

そして、次に考えるのはエネルギー管理士。

昔はエネルギー管理士電気、エネルギー管理士熱と2つの分野に別れていたけれど

現在は試験こそ分野が別れているが、合格すれば同じエネルギー管理士である。

このエネルギー管理士、冒頭で示したように受験代が17000円もする。

しかもエネルギー管理士の電気部門の受験生は
ほとんど電験3種、電験2種を持っていると思われる。

試験内容が上位互換されているのだ。

そんな試験で合格率は20%から30%。
(熱と電気の合格率が統一されているのでそれぞれの合格率は不明)

受験費用、受験代、受験生の質、どれを見ても
エネルギー管理士は難しいということがわかる。

そして電験2種。
電験2種は3種を合格すると何故か挑戦したくなる資格である。

受験生のほとんどは3種の合格者。

しかも国内のほとんどの需要設備は3種の資格があれば十分ということで、電験2種以上が必要な設備はわずか数パーセントしかない。

そして、一次試験に合格しても二次試験が控えており、記念受験の意味がない資格試験だ。

そんな特殊な条件が揃いながら、
一次試験の合格率は20%ほど。

平成30年度は24.1%だ。

合格者ほど簡単だというけど、これは後に控える2次試験と比べると、という文を付け加えなければならない。

電験3種がちゃんと理解出来ていれば通るだろうとも言われるエネルギー管理士、電験2種一次試験。

合格者さえも苦戦する様子がわかって貰えたと思う。

そして、そのゲートとなる電験3種。

この試験の合格率もけして、記念受験生ばかりだからではないということをわかってもらいたい。

ということで、勉強しても勉強しても合格出来ないのは貴方が悪いのではない、元々試験が難しいのだ。

だから諦めたらダメなのだ!

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