過去問の歩き方。 残り131日

過去問の周回を繰り返している。

こんな人も自分だけではないはずだ。

なんども解いてやっぱり解けるようにならなくてそのまま勉強を放棄する人がいるのではないか?

アタクシはそんな仲間達がいるのではないかとても危惧している。

今日はそんな過去問信者のために書こうと思う。

アタクシの理論の15年過去問マラソンはすでに5周目。

試験までに10周行くのではないかという勢いだ。

他の資格試験だと5周もすれば8割は越えそうなのだけど、

やっと5割である。

1次試験の機械、電力、法規も5周すれば8割超えるだろう。


電験3種、2種、そしてエネルギー管理士の計算問題は周回しても、なかなか解けるようにならない。

それはやはり文章を覚えるという問題と計算を解くという問題が全然違うものというのが根底にある。

計算問題は、文章問題を解くように暗記や前後の文脈で推理出来ないのだ。

逆に計算問題は得意だけど、文章問題が不得意だという方々もおられる。

根本的に頭の構造が違うのだろう。
そう自分を慰めている。

過去問マラソンをするにあたって、最初の周回の目的は問題を解く!ということである。

解くために必要なこと公式などが、周回によってピックアップされる。

最初にテキストなどでだいたいの公式や考え方を学んでいる場合でも、実際に問題を解く事によって、公式の使い方、考え方が自分のものに出来る。

大抵の問題は周回をこなすにつれ解けるようになる。

だけど周回しても何故か苦手で解けない問題というのが出てくる。

実はここからが大事な勉強だ。

解けなかった問題の理由を考えてみる。

なぜ解けなかったのか、どこら辺の認識が誤っているのか。

絶対どこかに解答出来ない原因があるはずなのだ。

解けたとしてもそこをあやふやにしたままだと、
次には解けなくなっている。

これは経験済みである。

そして、解けない原因がわかったら、そのままにしないでとことん追求した方がよい。

他のテキストではどうなっているか、他人にアドバイスを求めるのもいい。

思考のベクトルをちょっと変えてみるのだ。

それでもわからない時は、その問題が丸々なかっかたことにした方がいい。

急がば回れという言葉はこの時に効力を発揮する。

原因がわかり次第それをテキストの解説の部分に補足する。

解説の解説を書く。

経験上、解答用紙ではだめだ。

アタクシはリーセルバリューを気にして、
テキストを綺麗に使い、問題文と解説を丸々ノートに写すということをやっていた時期もある。

とにかく手が疲れ時間がかかった。

そして時間の割にはなかなか習得出来なかった。

過去問の周回する目的は、問題を解くのではなく、自分の苦手を明確化することにあるのだ。

周回をこなすことによって見えなかったものが見えるようになる。

まさに石刷りである。

ノートは、1番最後にどうしても解けない問題だけをまとめる。

ノート代も浮くし、時間も短縮出来るし一石二鳥。

アタクシの理論のテキストは何度も何度も開いて、中にもいっぱい書き込みがあってボロボロである。

おそらく1円の価値もない。



だけど自分の中では新品のテキストよりも貴重で価値がつけられない。

電験寺ガレージのカスタマイズテキストなのである。











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