父のこと。残り214日 - 電験寺の電験魂(でんけんでらのでんけんたましい)。

父のこと。残り214日

人生も折り返しを過ぎますと、今更勉強してどうするの?

時間の無駄。もう少し早く勉強しておけばよかったのにねなど、

様々なことを言われます。

まあ、アタクシは全然のそのようなことは気にしておりません。

これは多少なりとも父の影響があると思います。

父は電気工事士です。

父が電気工事士といいますと、電気工事の実技試験は父に教えて貰ったんですね。

と勝手に解釈されるのですが、

父と自分は一緒に試験を受けに行きました。

父を電気工事士の試験に誘ったのも自分です。

父は元々家電の修理や営業などをしておりました。

自分が中学生の頃、独立して大工や塗装屋さんや水道工事など様々な工事の手伝いをしながら、
真っ黒に日焼けして家族を養ってくれました。


ある時、父のエアコン取付工事の手伝いをしておりますと、

いつもは試運転をしてドレンの排出を見て帰るのですが、
試運転の前に片付けを始めました。

なぜかと尋ねると、この先は電気工事士の免許がないと出来ない工事だからといいます。

100ボルトから200ボルトに切り替えが必要でした。


その時、父に電気工事士の免許を取りに行こうと誘いました。

父はその時すでに40代後半になってました。

父は一発で合格しましたが、私は3度目の実技試験でようやく免許を取れました。

父はその後知り合いの電気工事屋さんの元で、

様々な電気工事をして五年後には1種電気工事士の免許を取りました。

その時既に50歳を超えてました。

やはり周りの電気工事士の仲間からは今更一種の免許は必要ないとか言われたようですが、

キュービクルの設置やら、電柱のトランス交換やら、高圧に関する工事を経験しました。

電気工事士として一通りの工事はしたんじゃないかと思います。

父は今はもう60代後半になろうとしております。

今だに看板も健在です。たまに近所の電気工事をしているようです。

何もしなくとも5年。

何かしてちょっとでも自分が変われるのならば、

これからも自分は勉強を続けます。

今日は4時頃に机に向かいました。

二次試験のノートまとめをしました。

そろそろ父が電気工事士を取得した年齢に自分も達します。

勉強をしながら、あの頃の父や自分の姿を思い出しました。


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