電験に落ちた日。

電験に落ちた日。

それは何となく訪れた。

自分は落ちるはずがないと思いながらも、

試験を受けた当日にはもしこんな問題で落ちることがあるならば、おそらく何度受験しても合格することはないだろう。と思いながら解き終えた。

今年はそんな問題であった。

もし落ちていたら?
考えたくもない。

受験番号を検索しようともしなかった。

内心、結果を知ることが1番怖かったのだ。

合格を確実に既定路線に載せるために家を買うことにした。

ネット銀行の住宅ローンの予備審査を数時間で突破し、

書類を揃えて本審査に臨み、書類が銀行に到着したであろう日に本審査に落ちた。

くしくも電験のハガキを受けた取った日に、
住宅ローンの本審査に落ちたメールが届いたのだ。

ふとこのまま死んでもいいかなぁとも考えた。

生きる価値もない人間なのかもしれない。

だけど引越しを楽しみにしている家族を見ていると、

もう少し頑張って見るかという気持ちになった。

そして、不合格を職場の電気主任技術者さんに伝えたところ、

「私はあなたが頑張っていたのを知っている。
頑張りすぎていて心配していたぐらいだ。認定で取っても同じ資格です。認定で取ってもいいのではないでしょうか?」

との言葉に少し涙が出てきた。

悔しさよりも情けなさが先立つ。

電験はこれまで1次試験は答え合わせをしてきたが、
2次試験は答え合わせをしたことがない。

この姿勢がダメであり、自分がやったこと、出した答えに最後まで責任を持ち、答え合わせなり、反省なりを出来なければ、この先も合格することはないだろう。

今日、地方銀行にて住宅ローンの予備審査がとおり、
本審査に進み、本契約に向け住所変更をするように言われた。

本審査が受からなかったらもう一度住所変更しなきゃならないがよっぽどでないと本審査に落ちることはないらしい。


家を買い引っ越す。

引越しを機に新電験寺で修行を開始する。

認定?

いらん。

アタクシはこれからも試験合格にこだわる。

会社が電気管理技術者の道を開いてくれたので、
電気管理技術者のスキルを磨きながら、
特高選任の道を進む。

アタクシの電験道に光がさす。

この道をゆけばどうなるものか。

あやぶむなかれ。あやぶめば道はなし。

踏み出せばその1歩が道となり、その1歩が道となる。

迷わずゆけよ。ゆけばわかるさ。

ありがとうー!

これからも宜しくお願いします。

そして、電験チャレンジャーの皆さん、

お待たせしました。

電験寺、残念ながら心折れずです。
だから、皆さんも共に行きましょう。