残された時間について考える。残り70日

大雨や台風が通り過ぎ、何かと仕事が忙しい。

ビルメン時代には台風接近時は会社に泊まるということが常であり、

家を買ってから15年程経過して、
始めて我が家の中で台風を迎えたのだった。

山という自然の城壁に囲まれた我が家は、
なんの影響もなかった。

自分の担当する設備も恐れていた被害はなかったものの、台風通過後に色々めんどくさいことがあり、

緊急出動やら残業やらで疲れてしまい勉強もままらなかった。

疲れなのか、老いなのか、そもそものポテンシャルなのか。

昨日の段階で金曜日までのノルマが消化できず、
諦めようとする心境の変化に焦りを感じた。

ここで何とかリセットしなければと、


ノルマ終了まで寝ない!と気合いを入れ
何とか午前2時過ぎにノルマを達成したのだった。



現在の達成率はようやく2割を超えたところだ。
論説が何とか要点ぐらいは書けるようになってきたので、少しずつ消し込みが進んでいる。

計画表もハンコで益々小学生がハンパない。

そろそろ4周目が終了するので、
残り2周になりそうだ。

もう少しスピードアップして1周追加したい。

自分の勉強に対するモチベーションの殆どは、
生活向上や理不尽な対応を受けた時の
「今に見てろよ」という反骨心にあった。

転職し収入が安定し、念願だった土日祝休みという状況に加え、会社の人達はみんな親切である。

もうここで満足していいのでは?
ゴールテープを切ったよね。
疲れきった自分が何度も問いかけてくる。

「現状に満足する。」

自分自身が一番恐れていたことだ。

苦しさは成長を生む。
自分はそう信じて辛い時を生きてきた。

今まで自分の中にあった負の部分がなくなり、
エネルギーとして何を燃やせばいいのかわからない。

老いゆく親と会う事と自分自身の残された時間というものを重ね、もう少し人生を楽しまなくていいのかという迷いや葛藤が生じる。

現状に満足し反骨心もない中で
毎日3時間の勉強を継続していくということが本当に難しい。

手を止め歩みを止めようとした時に、
自分の心の中の鬼が語りかける。

「目を覚ませ。それは満足ではない。ただの妥協だ。」

そうか。
危うく妥協するところだった。

気づけばまだまだ勉強しなきゃいけないことだらけだ。
見上げると果てしない伸び代。
まだまだスタートラインがハッキリ見える位置だ。

会社もいつまで安定するのかわからないから、
保険の意味でも勉強を続けよう。

とにかく今は二種突破。
生き方については、後々存分に迷ってみる。




















鬼モード発動。残り63日

15年ぶりの4日連休。

4周目が終わった。



ノートは28冊目に突入した。
いよいよ1週間で1冊使い切るペースになっている。

電験には色んなテクニックがあるけど、
自分の出来るやり方を繰り返すしかないと感じる。

相性がいい解き方というものがあるのだ。

Dont think! feeeeeel.

の心境に達するまでもう少しか。

例えば、
安定限界を与える値の計算は、jωで計算する方法と、
ラウス数列を使う方法があるけど、

アタクシはラウス数列派である。

他にも解き方が固定されてきている問題がある。

テキストの解法と違う場合は、書き換えている。

今更色んな解法を覚えようと思わないし、そんな器用なことは出来ない。

頭がボーッとすることが多く、栄養か何かが足りないのかと感じDHAを摂ることにした。

薬でもなんでも頼れるものは頼る。

平成25年に電験三種の免状を取得してからもずっとひたすら勉強ばかりしてきた。

それ以前から勉強はしていたので、10年という歳月を費やしてしまったようだ。

1000日修行を3回以上繰り返したことになる。
あの頃からなんにも変わってないような気がする。

勉強すればするほどに、自分は電気に関して素人という気持ちが抜けないのだ。

電気についてあまり詳しくならない方が、
強気で行けるんじゃないかという気もする。

今の自分が電験二種ホルダーに相応しいのかどうか
甚だ疑問であるが、突き進むしかない。

迷わず行けよ。行けばわかるさ。なのだ。

残り63日。

約2ヶ月。

DHAを飲み、いよいよ鬼モードに切替える。

鬼モードはノルマ2倍。

今のノルマをこなすのもやっとこさだけど、
繰り返しのスピードが圧倒的に足りないのだ。
とにかく忘れる方が圧倒的早い。

過去問など思考している場合ではない。
反射的に解法が降りてきて、計算に入らなければならないのだ。

それの実力を持ってして、やっと当日の試験に挑める。
初見の問題が緊張せずに解けるはずだ。

闇雲にノルマを増やし、
それをこなしきるのは、かなりホントにキツイけど、
残り2ヶ月ぐらいは何とか体力が持ってくれると信じている。

丈夫に産んでくれた母に感謝している。

後半は鬼モードレベル1から鬼モードレベル2へ。

鬼モードレベル2はノルマ3倍。

これに到達出来れば、多分合格が見えてくる。

なんせ、1周間でテキスト1冊を周回するスピードなのだ。

鬼モードレベル2をクリア出来れば、ちょうど10周することになる。

多分背中からオーラが出るに違いない。

試験会場で真っ白に燃え尽きようと思う。









鬼モード1日目終了。残り62日

鬼モード1日目が終了した。

ヤバイ。5時間ほどかかる。



1日目のパターンは少ない問題同士の組み合わせなので比較的楽に済ませられるのだが、
明日からは大変だ。

さえざえというサプリを飲んだ。

プラシーボ効果が発揮されたのか、いつもより楽に勉強できた。

何事も思い込みは大切である。

電験に合格出来るという思い込み。
電験にさえ合格すれば全てが上手くいくという思い込み。

アホみたいな思い込みはやがて現実となる。

人生なるようになるのだ。

タヌキさんタイマーを25分にセットし問題を解く。

ここにきて時間を意識する。

2次試験は電力管理も機械制御も1問あたり30分以内で解かなければならない。


電力管理が比較的時間に余裕があるように感じられるのは、論説に30分かからないからだ。

端的に箇条書きにまとめると、そんなに字数は要求されるものではない。

一方、機械制御は2問とも計算問題で
しかも最近は小問が多く時間が足りない。

しかも答えを使った問題が展開されていくため、
最初で躓くと全滅もある。

色々と緊張感のある試験だ。

なのでアタクシは
25分で2問を解くという目標で進める。

とにかく計算スピードを上げる必要がある。

計算機テクニックも色々あるけど、

アタクシは結局逆数とGTを多用している。
逆数は使いこなすとメモリより便利だ。

分子から計算しても➗=と押せば逆数が計算出来るのだ。

多分2次試験ではあらゆる問題で多用することになる。

メモリはまだ自分自身の操作を信用出来てなくて、
途中からでも計算を再開出来るように、復活の呪文よろしくメモも残している。

しかし復活の呪文を書き間違えないように注意が必要だ。

ドラクエの時も数時間のゲーム内容が復活の呪文書き取りミスでお釈迦になったけれど、

電験の場合は数時間では済ませられなく、1年間もとい
2次試験からの再スタートではさらに2年から3年分の
勉強時間がぶっ飛ぶので注意である。

早めに勉強を終わらせたあとは
付箋まとめノートの作成だ。



これは毎年追い込み時期なると作成している。

ごちゃごちゃの頭の中を整理するのだ。

進捗率22%

2次試験の問題を自力で解くのは
不可能だと思っていたけど、
徐々に上がってきている。

「雨垂れ石を穿つ。」

大好きな言葉だ。