ビルメン生活15年間を振り返ってみて。残り237日

もうすぐアタクシのビルメン生活も卒業である。

これまでアタクシがどんな感じで過ごしてきたかを、資格取得をたどりながら振り返りたい。

アタクシは30過ぎに電気工事士会社に就職した。

その頃はまだ独身であった。

入社してすぐに結婚して、電気工事会社2年目に
子供が生まれて、家を購入して会社を辞めた。

転職、結婚、子供誕生、家購入という
とても濃い2年間を過ごした。

サービス出勤やサービス残業超過で子供と触れ合いないことから、精神的にも不安定になり、
親友の紹介でビルメン会社に転職をした。

それが15年前のことである。

転職直後は電気工事士と危険物しか持っていなかった。

その年の8月にボイラー二級取得してと11月に2冷冷凍機を受け1月に免状を取得した。

ビル管理の試験は2年間の実務経験が必要とのことだったので、

翌々年にビル管理の試験、いわゆる建築物環境衛生管理技術者を取得した。

三セット+ビル管理を取得するとビルメンとしては一丁前であり、
ビルメンの給料が安いということも短期間の資格取得のモチベーションになった。

アタクシにとって資格取得は生活費だった。

当時の電気主任技術者の定年をうけ、
電気主任技術者を目指すことにした。

資格手当は安かったけれど、
電験取得は電気工事士受験を決めた時からの
悲願でもあった。

ビル管を取得した後もちょこちょこ電気の勉強をしていたけど、本格的に勉強を開始したのは、
ビル管理会社に入社してから5年ほどの月日が経っていた。

今から遡ること8年前のことである。

元々高校の時は数学が全然出来なくて数字との関わりを避けて生活していたので、
電験数学の習得には熾烈を極めた。

2000時間ほどの勉強でなんとか電験が取得できて、電気主任技術者に選任され現場の主任になった。

電験まで取得すれば
もうビルメンとしては安泰である。
勉強ともおさらばしようと考えると思いきや
電験3種挑戦2年目にはすでにエネ管理の過去問を手に入れていた。

一生懸命勉強したエネ管もやはり2年かかり、
エネ管理取得の翌年に電工一種と消防設備士、
その翌年に一級施工管理を取得した。

年齢と資格と勤続年数で主任になったものの
自分はまだまだ未熟であるとの思いから勉強を続けた。

電験2種の勉強を開始したのも電験3種で問われた範囲を完璧にマスターするという目的があった。

しかし独学で勉強を続けても続けても、自分が未熟である、下手するとお山の大将みたいな存在なるという不安は消えなかった。

身近にお山の大将と化した半面教師的な存在の人がいたのだ。

今勤務している建物の取り壊しが決定し、
年齢からくる将来の不安も増した。
いつのまにか相談する方を飛び越え、
相談される立場になった。


電験2種の二次試験が終了した昨年の12月から転職が活動を始めた。

そしてアタクシの
ビルメン生活もそろそろ終了する。

15年間のビルメン生活を振り返っても、
低所得脱出のための資格取得ということだけしかない。

今まではいわば保険のための、守りのための資格取得だった。

電験2種はどちらかというと攻めるため、
生活環境を大幅に変えるための資格だと思う。

生活を今のまま変えなくてもいいと思うならば
無理に取らなくてもいい資格なのだ。

技術的に未熟なのは勉強しても変わらないかもしれない。
それを変えたいという思いをもってこれからも仕事に勉強に精進したい。

平成13年の過去問に突入したが、
初見の気分がする。


つづく。