70歳まで働くということ。(ビルメンで)残り314日

最初、電気工事士として働こうと思ったが、
いつのまにやら施工管理をすることになった。

大きな現場の施工管理者と違い職人が集められない場合や人手不足を補うために工事を手伝っていた。

現場調査から、工事方法選択、材料調達、職人調達、そして、現場監督。

施工管理といっても住宅用の工事だったので、
職人の数は6人から8人ほどである。

職人を集められない時や冬場で日が短くなった時など職人を手伝いながら現場をおさめた。

職人のドタキャンなどもあり急遽電気工事業者になった日もある。

職人がミスをして、お客様に謝ることが発生した場合、親会社と社長に事故報告書と事故対策書を24時間以内に提出することになっていた。

内容も、山に立小便をした。
玄関前に唾をはいた、といった素行に関する物から、弁償しなければならない物損までいろいろあった。

自分のやったことではない、自分が監督した現場でもないトラブルでも協力会社のミスは全部自分のミスになってしまい都度報告書を書いていた。

翌日の準備と事故報告書と電力会社に提出する書類作成などで、帰宅が日をまたぐこともあり、なかなかハードな仕事だった。

こういう経験があり、施工管理人=ハードな現場というイメージが離れない。
しかし、自分がやっていたことは、
電気工事施工管理人とは大きくかけ離れているのかもしれない。

ビルメンは時間的には余裕があるということを知り、施行管理からビルメン電気主任技術者になろうと思った。

ビルメン電気主任技術者ならば、おじいちゃんになっても働けるだろうと思ったのだ。

当時30歳。

30歳の頃には既に老後を心配していた。

年金が底をつき、やはり我々は70際までは働かないといけないようだ。

かつて35歳転職限界説もあったけれど、
当時は60歳が定年だったから、
35歳で定年を迎えると残り25年。
70まで働くとすると、35歳で転職しても35年働けるので、
今の転職限界年齢はもう少し高めなのかもしれない。

今所属している会社は65歳、70歳になっても働ける。

50代の異業種転職も珍しくない。
逆に20代で入ってくる者は皆無だ。

アタクシは、終(つい)の就業場所にいるのではないか?という思いが年々強くなってきた。

身体が動くうちに違う業種を経験したい。

そして、定年を迎え解雇されたら、もう一度ビルメンに戻りたい。

その思いが年々強くなってきた。

自分はビルメンとしてのキャリアは充分に積んだので、ビルメンにはいつでも戻れると思うのだ。

根拠にあるのが電験である。

電験を取得しても何も変わらないという意見もあるけど、

電験には現在の収入アップから、
転職活動のための足がかりなど本当に恩恵を受けた。

今からビルメンを目指すという若者は、
せめて30歳までは電気工事会社や水道設備屋さんなど体を使う仕事を経験して欲しい。

電験取得はビルメン会社に所属してからでいい。

そして、ビルメン会社に所属している30代40代は絶対に電験を取得するべきだ。
50代ビルメンでも果敢に電験にチャレンジするべきだ。

多分それが、収入が変わらずに70歳まで働くというヒントになると思う。