災害対策と電験について思うこと。残り357日

直下型の大地震や未曾有の洪水に設備管理を任されているビルが巻き込まれたとき、
どういう対応をすればいいかは、1日に1回は考えてしまう。

自家発を見ながら思い、
変電室のトランスを見ては思い、
休みの日も雷や雨になる度に思う。

隣のビルの駐車場から出庫する際のサイレンがうちのビルの高圧配電異常を知らせる警報と同じなので外に出て音を聞くたびに緊張する。

停電すれば発電機が起動するということまでは、オーナーさん側も把握はしているが、

発電機が起動して電気が切り替わるまで数分かかることや発電機が全ての電力をカバーしていないことなどを知っている社員さんは少ない。

外部電源喪失から、発電機起動、その後の電気供給までの流れや懸念される影響をフローチャートにまとめ、オーナー側に提出する必要があると感じた。

それを色々な人達に知って欲しい。
出来れば初動を手伝って欲しい。
我々が行くより迅速に電気を送れるはずだ。

発電機が通常に起動すればいいが、
なんだかの影響で発電機が起動しなかった場合、
その原因を探して復旧し発電機を再起動することは、自分が管理している以上全力で取り組まなけらばならない。

昨年から今年にかけて、もしくはここ数年を見ても、色々なところで未曾有の災害が起こっている。

中には管理会社がしっかりしておけば、
そこまでの二次災害は防げたのではないか?
ということもある。

ご近所の物件は、自家発電の電気使えるのに初動ミスで自家発の電気を供給出来なかったということになれば何よりオーナー様側に申し訳なく、自分自身が残念すぎるし、アタクシはその時点で電気主任技術者を降りたい。

失格である。

昨日はまた図面とにらめっこし、発電機の起動チャートを見て、自分の頭の中で、停電が起こった時のシミュレーションを繰り返した。

恐らく
このフロアには自家発電の電気が来ませんと言って納得してくれる人なんていないだろう。

なんとかして電気を送れ!と言われるに違いない。

その工事方法や手順まで頭の中で考えた。

そして、今朝は電験の知識は災害時にどのように役にたつのか勉強しながら考えた。

今日は平成8年の二次試験の過去問を解いたけれど、
ここには災害時のヒントになるような問題は含まれていなかった。

追記
早朝解いた電力管理の時点では災害時のヒントになるようなことは出題されていなかったけれど、
機械制御の問題はもろに無停電電源装置の原理と回路構成についての論説の問題が出題されておりました。
お詫びして訂正致します。



どちらかと言うと、社内の災害復旧時は、低圧側の電気工事の知識やスキルの方が役にたちそうだ。

電気主任技術者は、電気工事も多少は出来なければならない。

今の会社は辞めたいけれど不思議と職業を全うすることばかり考えてしまう。

電気漬けの毎日が続く・・・



もう一度気合いを入れ直す!残り356日

今、勉強を始めると決意したら、
明日から頑張るとか甘いことを言うわけには行かない。

明日から頑張るが、来週から頑張るになり、
月が変わったら頑張るになり、来年から頑張るになってしまう。

思ったら即行動である。

いきなりはテキストを開けないかもしれない。

まずはざら紙に計画を立てることだけでもいい。
ネットでテキストやブログや試験機関を調査することでもいい。

その1歩が大切である!

と力強く宣言し、自分も今日から気持ちを入れ替えた。

試験終了後も、3時に起きることは継続していたものの、ダラダラしているうちに勉強開始が4時頃になり、

1日3時間のノルマを達成出来ない毎日であった。

ずっとこんなことでは行けないんだ。

もう一度気合いを入れ直すんだと、思っていたけど、ようやく次の試験に向け発進した!

作ったチェック表がしわくちゃになっていた。


来年の試験までに平成7年までの過去問をマスターする。

この表を黒く塗りつぶすのが目標である。
機械制御の問3の部分が既にグレーなのは、パワエレは勉強しないぞ!という決意を表している。

20数年の過去問をマスターすることは、
自分にとって物凄いハードルなのかもしれない。

だけどせめてこれだけはやりきって、電験2種を倒したい。

そのためには日々の益々の精進が大切である。

1日も無駄にしないぞという気合いが大切なのである。

今日は早めにスタートしたけど、気合いが入りすぎて、スタディプラスのタイマーを起動するのを忘れた!

まあ、こんな日もあるのだ。

今日は電力管理を解いたので、明日は機械制御の問題を解きます。





電験の勉強と転職活動 残り354日

昨日は初めて転職エージェントとお話をした。

紹介してくれる会社の事業内容や、自分の経歴について話すとばかり思っていたけど、

転職したい動機をかなり詳しく訪ねてきた。

今までの経緯を洗いざらい話した。

希望の年収を聞かれ、今より50万ほど高ければいいとお話したけれど、

紹介してくれる会社今より100万程高いようだ。
年間休日120日。
年末年始、夏季休暇、土日祝日休み。

外の世界はそんな感じなのかとびっくりした。

今より50万高いというのは、今の会社に残ったとして、電験2種を取得し、定年まで昇給した時の予想最高年収なのだ。

アタクシの経歴でも紹介出来ると思うので
履歴書や職務経歴書を仕上げて下さいと言われた。

あいまいだった職務経歴書を作成する。

面接をしてみようと思う。

落とされても充分納得出来る。

アタクシは仕事が出来る人間ではない。

人事の人、グッジョブだ。

落とされたとしても、
いろんな会社についてお話を聞きたいと思った。

転職活動は進めるものの、今の会社でも年収アップしなければならないので、勉強は続ける。

昨日は誘導機、今日は久々に自動制御の共振の問題を解いた。

比例推移、共振、忘れかけている。

本当にやばい。

気合いを入れ続けないと、鈍る方が早い。

現状維持で手一杯だ。






目標を失うな! 残り353日

今日は3時に起きた。

本日の勉強は電力管理分野。

正相リアクタンス、零相リアクタンスの計算問題。

昭和の問題なんだけど、相当大事な考え方らしい。

徹底研究の解説でわけがわからなかったので、
計算の攻略を開いたら、掲載されていた。

二つの解説を交互に読んで何となく概要は掴めた。

正相リアクタンスを計算する時は、
位相差を取り入れるけれど、

零相リアクタンスを計算する時は、位相差をなしで考える。

そんな感じにまとまった。

結局一問を考えるのにものすごい時間がかかりあっという間に時間が過ぎた。

こんな感じで、初見の問題は理解に相当時間がかかると思うので、一周目をさらっと通りたい。

未知な部分が多すぎて全体が把握できないのだ。



転職活動はエージェントの方に履歴書と職務経歴書の体裁を整えてもらった。

いい感じの書類が出来た。

さすがプロだなぁと思った。

応募予定の会社のホームページをよく読むと、
幅広く面接をしたいと書いてあった。

予想していたよりも大きな会社なので、書類選考、筆記試験、面接、役員面接と何度も試験があるようだ。

転職活動は基本はエージェントの紹介にお任せし、会社の円滑な辞め方を考えるのみとして、

自分自身のスキルアップを考えなければならない。

アタクシの最大の目標は電験二種取得である。

それだけは万札積まれても忘れてはならない。




追記
激務でもいいからとにかく就職できる資格が欲しいというならば、
電工二種の方が就職しやすい。
電気工事屋さんで5年ほど、電気工事をして、
電工一種取得、速攻
一級電気工事施工管理目指す方がお給料もいい。
激務だけど。








生きるということ。残り351日

家で飼っていたハムスターが突然冷たくなって死んでしまった。

ハムスターの寿命は2、3年という短い一生であるので近いうちにこういうことになるというのは、予想していたけれど、あまりにも突然でものすごくショックを受けた。

職業柄か、なんでそうなのなってしまったのか?
急な寒さが原因なのか?とか、色々原因と対策を考えようとしたけれど、
いくら考えても
「ハムちゃんが死んだ」
という現実は変わらないので、冷静になると悲しくなった。

可愛がれば情が移ると思い、あまり接しないようにしていたけど、動きや触り心地全てが愛おしい小動物であった。

最近やたら元気で、ずっと回し車を回していた。
遠くに行きたがっていた。

今こうして文章を書いていても、自然と涙が出てくる。

冷たくなって行く時、名前を呼ぶと閉じていた目が少しだけ開いたそうだ。

それが最後のお別れだったという。

僕らは生きている。
生きているというのは死んでいないということであって、遅かれ早かれみんな死んでしまう。

長く生きる人、短い人生を終える人、色んな人がいるけど、今の一瞬一瞬を大切に生きたい。

常に最善を考えたい。

今日は自動制御の問題を解いた。

二次試験の徹底研究の解き方は戦術の解き方と違うので、解説を読んでも何がなんだか分からなくなった。

やはり、解き方は1つに統一しようと思った次第だ。

石油ファンヒーターが行方不明になったので、
自分の部屋にコタツを設置しそこで勉強している。

座ればもう勉強というスタイルだ。

勉強、勉強、勉強だ。

回し車で一生懸命走っていたのは、
最後まで一生懸命生きるのだ!というメッセージと受け取った。

ハムちゃんの分まで勉強する。








転職の方は職業エージェントに登録している履歴書と職務経歴書を書き換えたら、どんどん紹介が増えてきた。

しかし、やたら東京方面の仕事が多い。
地元もあるにはあるけど、
1級電気工事施行管理の資格も入れているせいか、
土木の施工管理の仕事が紹介される。

仕事内容か、場所かどちらかしか一致しない。

なんだかなぁという気分である。







頭が回らない。残り350日

考えの速さを頭の回転とか表現するが、

アタクシの頭の中の歯車はまるで油切れの歯車のように全く回転しないのである。

電験二種二次試験受けてから、まだ1ヶ月も経たないけれど、

全くを持って回転しない。

解けていた問題が解けなくなってきている。

老化なのか病気なのかはよく分からないけれど、
自分でも多少違和感がある。

順序立てて考えることに苦痛を覚える。

これは困った。

もう少し計画などをきちんとまとめて、1度頭の中の整理をつけなければならない。

今日は平成10年の過去問を解いた。

標準解答集の
解説がめちゃくちゃややこしい解き方をしていた。

不動さんの完全攻略を開いたけれど、これまた分かりにくい。

結局自分の解き方に変えることにする。

ベクトル図を書くという所までは共通しているけど、

モヤッとするのは
その先の式の立て方、数字の処理だ。

やはりミツルさん

のおっしゃていた自分の解き方を身につけそれで解く!

ということを徹底しなければならない。

電力沿線図の公式を使った解き方でも解けるような気もする。

そこら辺のモヤモヤが考えを鈍らせるのだろう。

時間内に終わらせることができなかったので、今日はぼんやり考えよう。

急に寒くなってきた。

頭も固いが体も硬い。




こりゃ間に合わん。残り348日

平成7年から27年あたりの問題は仕上げようと思っているけど、

市販のテキストは平成6年以前の問題もかなり収録されている。

複数のテキストを所有しているので、それらをピックアップした。



計算の攻略は、過去問にもなさそうな問題が収録されている。

多分電験一種の問題だ。

そういったことから、レベルが高いテキストだと思われる。

一方精選問題集は比較的に新しい問題が収録されている。

戦術は、電力管理は昭和の問題が多く、機械制御は平成の問題が多い。

よく見ると、機械制御はどのテキストも近年の問題でまとめられているが、
電力管理は昭和の問題がチラチラ収録されている。

つまり、電力管理は範囲が広いのだ。

これからの作戦としては、平成7年から27年あたりの過去問を軸とするけど科目ごとに作戦を練る。


電力管理
複数のテキストに重複して収録されている問題は抑えようと思う。
過去問以外では戦術のテキストに収録されていて他のにも収録されている問題を解く。

計算の攻略の難しめの問題は電験二種で何浪もすることになったら応用力を鍛えるために解く。



機械制御
平成7年から27年でいけるだろう。
論説とパワエレには手を出さない。


総合して
平成7年以降の問題を中心に解きたいならば、
不動さんのテキストがいいと思うが、
平成7年以降は過去問を年度ごとに順序よくどの分野も均等に解きたい。

やっと大海原に漕ぎ出す指針が決定した。

あとはひたすらに漕ぎ出すのみ。

出航が遅れた。

こりゃ間に合わんぞ。

久しぶりの同期機の問題もわけがわからなくなってるし。





計算が出来なくなった。残り347日

今日自動制御の勉強であった。

振幅の計算。

徹底研究は開ループで計算する方法で解いていて、戦術は閉ループで計算する方法。

ずっと閉ループで計算する方法でやってきたから、閉ループで計算する。

今日はなかなか計算が合わなかった。

何度も何度も式を展開して、計算機をたたいてやっと計算が出来た。

2時間があっという間に過ぎた。

まだまだ沢山時間があるようだけど、実際は時間が足りない。

仕事はにわかに忙しくなってきた。

10年前完了したある工事。

それはオーナー側と何度も協議を重ね、オーナー側が選択する方法ではデメリットが発生すると、
説明していた案件だ。

オーナー側は納得して費用のかからない方法を選択した。

それが今になり、そのデメリットが何とかならないかと言ってきた。
当時のいきさつを話して見たものの、オーナー側サイドの担当者が全て代替わりしているので、そんなの関係ないという。

とにかく現状をどうにかしろという。

やれない方法はないのだけど、
結構な費用と結構な準備、手間がかかる。

そんな仕事を抱えつつ、転職活動にも勤しむ。

コメントで紹介された太陽光発電会社に申し込んだ。

これまで数件申し込んだけれど1社も具体的なオファーがこない。

今やるべきことを淡々とこなしながら、焦らず行こうと思う。










残り345日

3時前に起床した。

勉強の気力を上げよう上げようとしているが、

どうも気持ちが乗り切れなくて、音楽を流したり、ラジオを流してして、気持ちを切り替えようとしている。

そういう気持ちだからなのか、学習の定着率も悪い。

同期機を久しぶりに解いてみたけれど、全て忘れていた。

ベクトル図を描いてp u値で計算する。

まずベクトル図をすっかり忘れていた。

論説も計算もベクトル図が書ければ解けるのだ。

同期機のベクトル図を書いて貼っておかなければ。

何回も何回も問題を解いてしかも周回は出来るだけ短くして、自分の考えまで持ってこなければならない。

最近、実務でも変圧器の突入電流や不平衡三相回路などについて疑問に思うことがあるので、電験の問題にそこら辺が関係する問題がないか探ろう。

仕事で抱えていた10年来の問題は片付きつつある。

前任者が残していた技術者の良心ともいえるシステムを利用しよう思っている。

これで対応できるはずだ。

いつかこのお話も詳しく書くことができればいいのだけど。



転職活動は新たなエージェントの方とお話をさせていただいた。

◯お正月を休めるということ。
◯残業が極力ないこと。
◯今より年収を上げるということ。
◯自宅から1時間以内で通えるということ。

などの条件を入れると難しいということだった。
個々には当てはまるもののどれか一つが当てはまらない。

特に設備管理でお正月休めるというのは稀な現場らしい。

施工管理の求人は多々あるものの、残業やフレックスタイム制がついてくる。

かといって妥協してしまうときっと辞めたくなるのでどうせなら自分が納得できるところに転職したい。

特に残業については、会社が20時頃終わって家に21時に帰るという生活は極力したくない。

3時起床は転職後もずっと続けたいので、18時には家に帰り着きたいのだ。

贅沢な願いだけど叶えたい。

諦めるの早くない?残り343日

行動を起こす前から、他人から無理と言われたりすることにとても違和感を覚える。

行動を起こした経験として、そのやり方じゃ厳しかったから、こういうやり方を試したら?

というのならわかる。

始める前から、
「あなたには無理。」
これが理解できない。

電験3種を取得しようとした時、
冷凍機を受けようとした時、
電気主任技術者に選任された時、
マンション投資を始めた時、
あなたには無理と言われてきた。

そして、1つ1つを成功させてもどうせダメになると言われてきた。

何故そこまで他人に対しネガティブな発想が出来るのか?

そして、今さら始めた転職活動。

自分にとっていい条件の会社が、

ないと思えばない。

あると思えばある。

勉強も転職活動も何事もまずは自分自身で行動してみないとわからない。

他人の無理ではないかと言う言葉は、
アタクシの抑止力にはならなかった。

むしろその言葉でパワーを貰ってきた。

ネガティブな言葉をかける裏には
アタクシの勇み足にいろいろと危険を察し、心配してくれる気持ちがあるのだろう。

だから素直に感謝したい。

ネガティブはポジティブに受け取るスタイルだ。

だけど、限界や無理の線引きは自分自身で決めたい。

決めさせて欲しい。

自己責任なので、それ見た事かと笑って貰って構わない。

迷惑はかけないから。

ところで、転職はタイミングが大事だ。

自分の周りにも現に成功している人が存在しているのだから、より良い方法はある。

アタクシが考えるより良い方法は、会社に勤めながら、長いスパンで転職活動をすること。

相当いい会社ではない限り、動かないと決めることだ。

そしてその間も自己研鑽は続けること。

自己研鑽は未来を開く鍵となる。

職務経歴書を書いてわかった事だが、
仕事のスキルの熟練も必要だから、バリバリ働く。

転職エージェントを3つほど登録している。

不思議なことに紹介される会社が被らない。

最初は電気主任技術者や施設管理1本で探そうとしたけど、

施設管理を伴う職業も視野に入れると、

考えてもいなかった業界の仕事もあるようだ。

自分の今までのやってきたことが活きるなら、
チャレンジしてみたい。

10数年に渡りコツコツ積み重ねたものが、きっと花が開く日も来るだろう。

それが今の会社だって構わない。

構わないけど、
アタクシは常にチャレンジャーでいたい。