株式会社 あすか修繕堂

娘の3DSが壊れてしまった。

カーソールが暴走するのだ。

スライドパッドの故障を疑い、部品を調達し、
自分で交換しようとした。

スライドパッドのケーブルを抑えるラッチ部分を破壊してしまった。

完全に壊した。

買い換えるの簡単だけど、

娘の3DSは、どうぶつの森がプリインストールされた、限定版で、

セーブデータの移動がむずかしそうだった。

本体に紐付けされているから、ソフトの引越しは出来ないという意見やら、

プリインストールされたどうぶつの森がダウロード版と仮定しても
ダウロード版のデータをソフトのセーブデータに置き換えることが出来ないなど
ネットの検索をかけても、セーブデータを葬らないためには、修理するのが最善であるという結果だった。
(これについては後に誤報や対策が判明する。)

何より娘がすごく残念そうな顔をしているのが悲しいのだが、

修理するには精密ハンダを使って、ラッチ部分を交換する必要がある。

地元の修理業者2、3件問い合わせたが、
門前払いだった。

ハンダゴテを使って修理してくれる店なんかあるのかなとググると、
株式会社あすか修繕堂というショップがすぐに見つかった。

そういえば、以前からコントローラー修理やらDSのスライドパッド部分を分解する時にYouTubeを視聴していたのだ。

何故修理屋さんを始めたのか?
というきっかけや、
何故安くで修理してくれるのか?という疑問については、YouTubeでも語ってくれているので、
興味がある方はYouTubeも見て欲しい。

修理方法などの詳しい解説もあります。
自分のライバル業者になるかもしれない人々に
技術を公開する理由なども必見です。

https://m.youtube.com/channel/UC3sM_YxT0oHUAZTr3dOjsAg

動画を見て分かるけどお客さん思いの
尊敬できる人である。

見積もり依頼のフォームからから、
壊した経緯と、他に気になる不具合などを送信すると、

すぐに返信がきた。

3500円+返品送料。

仮にあたくしが3500円握らされても絶対に出来ない仕事なので、すぐにお願いした。

翌日の朝、レターパックで送ると、
翌々日の朝には、3DSが到着し修理を始めたというメールがきた。

そして、1時間も立たないうちに電話がきた。

ラッチ部分を交換してアナログバッドも新品にしたけど、カーソールの暴走が止まらない。

残念だけどメイン基盤の故障の可能性がある。
とのことだった。
そして、修理出来なかったので代金はお返しします。

とのことだった。

メイン基盤逝ってしまったことは残念だけど、
修理代金を返すという言葉にビックリした。
見積もりで機械をあけるだけでも3000円請求する業者もあるのだ。

YouTubeでも修理が好きだからこの仕事をやっていると話されていたけれど、本心なんだろうなと思った。

「あすか修繕堂さんが修理出来ないと言われるなら、諦めもつきます。
ありがとうございました。
また何かあったら、宜しくお願いします。」

といい、電話を切った。

電話を切った後にいろいろな思いが込み上げる。

自分の仕事の姿勢はどうなんだろう?

お金のために仕事をしていないか?

対価に合わないからと言って手を抜いていないか?

自分の持っている技術を全てお客様に還元出来ているだろうか?

もう一度自分自身の仕事に対する姿勢を考え直すきっかけになった。


仕事真摯に頑張ります。

あすか修繕堂さんありがとう。

またよろしくお願いします。





3DSLLどうぶつの森プリインストール版からの引越し

夏休みなので、ゲーム機などに関するトラブルも増えてくる。

ヤフー知恵袋を読んでも憶測や完全に間違っている情報もあり混乱する。

プリインストール版の使用権に関する情報も錯綜しているので、今回は自分自身で検証できたことを書き留めたい。

子供の笑顔を守るのも父としての大事な仕事なのだ。



娘の3DSLLが修理から帰ってきた。

それと同時に、オークションで落とした
new3DSLLハッピーホームデザイナー同梱版も送られてきた。

娘の3DSLLはどうぶつの森プリインストール版で、

このプリインストール版の使用権が引越しによってどうなるのか?

というのが、ネットを調べてもイマイチわからなかった。

プリインストール版の使用権は、本体に紐付けされていて、新しいDSに引越しと同時に遊べなくなるという意見が多々あり、自分もそう思っていた。

ニンテンドーのQandAを読んでもしっくり来ない。

プリインストール版への引越しに関する解答ばかりだ。

あたくしはプリインストール版からソフトごと、せめてセーブデータだけでも引越したい。

任天堂に問い合わせてみたが、
2DSLLのどうぶつの森プリインストール版ならばら引越し出来ますというような解答であった。

「プリインストール版 使用権」とググると
プリインストール版は、中身のソフトごと引っ越せるという情報を得た。
そして、引越し先のプリインストール版のソフトも遊べると。

娘のDSのどうぶつの森セーブデータを生かすにはこれしかないのでやることにした。

カーソールが暴走する3DSにニンテンドーネットワークIDのパスワードを打ち込むのは大変だった。

カーソルがルーレットのように動き回るのだ。

押しても別の文字が打たれる。

しばらく電源入れていると、カーソルが落ち着き出した。

やり方としては、引越し先の新しい3DSは中身を完全にクリーンにしておく。

引越し先にニンテンドーIDなどが残っていると、
書き換えられてしまう。

中古の3DSはニンテンドーIDが残っている場合もあるし、

新品の3DSも電源入れ初期設定をする間に、ニンテンドーIDを登録しないように注意したい。

それぞれ設定から引越しの準備にとりかかる。

SDカードの中身までDS間のローカル通信で、引っ越そうとすると、何時間もかかるので、
SDカードの引越しはパソコンを利用した方がいい。

引越しの途中でソフトの引越し方法を選択出来る。

引越しのやり方は
ここにある。

ニンテンドーのホームページだ。

引越し開始。

注意点として、

3DS(LL)からnew3DS(LL)は引越し出来るけれど、

new3DS(LL)から3DS(LL)は引越し出来ない。

本体のOSは最新版に更新しておく。

引越しの回数は5回までだったのが、無制限になった。
その代わりに
引越し完了後両方の機種ともに7日間は引っ越せない。


それと、3DSは普通のSDカード、
new3DSはmicro SDカード。

新品はSDカードが入っているけど、
中古の場合は買った本体にSDードが入っているか確認する。

容量の大きなカードから小さいカードに引っ越す場合はオーバーフローに注意。

電源が途中で切れるとデータが吹っ飛ぶ恐れがあるので、電池残量に注意。


引越しが完了すると、新しいDSにプリインストールされていたソフトは消えている。

そして、ニンテンドーeショップを起動、「設定・その他」→「再ダウンロード可能ソフト」

プリインストール版のソフトをダウンロードする。

これで旧プリインストールソフトと新プリインストール版のソフトが遊べるようになる。

娘が喜んでくれてよかった。

娘の笑顔を取り戻せたので、
安心して勉強に集中できる。